奈央の社葬情報発信

社葬をする際に注意が必要な来賓への対応

2017年04月27日
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社葬とは、企業の創業者や功労者などが亡くなった時に、企業が主催して行う葬儀です。自由度の高い「お別れの会」や、企業と遺族が合同で行う「合同葬」も同じといえます。一般的な葬儀に比べ会葬者数が多く、おおむね大規模な葬儀が執り行われます。

また故人への哀悼・慰安という本来的な目的にとどまらない、企業にとって大きな意義のあるイベントといえます。故人の関係者だけでなく、各界からの主要関係者が会する一大行事です。参列者に対して企業の組織力をアピールし、後継者を 中心とした万全な体制を知らしめる場でもあります。

また運営の主体が企業にあり、企業の経費で葬儀が執り行われることになります。また一般の葬儀とは違い、主要関係者の参列があります。ここで企業名や来賓の名前など失敗が許されませんので、事前に葬儀の組織を編成し、葬儀委員長を中心とした当日までの準備、当日の流れを事前に用意しておくことが大事となります。また当日は来賓の対応に不備があってはいけません。

一番トラブルになりやすいのは、席順、弔辞の人選、供花の置き場所です。これらを十分考慮した上で、粛々と準備を進めていきましょう。当日は来賓を受付付近でお迎えし、役員の方が控室や席に案内します。

特に重要な得意先や取引先の方には社葬案内通知状に目印となる札などを添付しておくと良いでしょう。特に気をつけたいのは早く到着した場合、受付後に会場で歓談されるなどして見失ってしまうと席へ誘導できません。案内係が顔を覚えられるよう、なるべく少人数に絞ることがコツ。

なかでも案内係はVIP対応ですので、秘書など面識のある社員を配置しましょう。一度お席にご案内し、自分の席を確認していただいておけば混乱を回避できます。1対1の割合で配置できればベストですが、多くても、一人の案内係が担当する3人から4人程度にとどめておきましょう。

それ以前に、重要な得意先や取引先方には出欠の有無を確認、また指名焼香などのために本人が出席か代理の方の出席か確認する必要があります。対応は、ひとつ間違えると大変な事になる非常に神経を遣う部分です。そのような重要な式の為、数多くの社葬・お別れの会を行っている専門の葬儀会社も多数ありますので、まずはいくつか相談してみるとよいでしょう。24時間受付やフリーダイヤルと気軽に相談できるようになっています。もちろん社外秘で当日までの準備を取り行うことが前提ですので安心できます。

(参考サイト)
随時更新!葬儀に関するサイトといえば斎場お探し隊公式ウェブサイト
www.osagasitai-saizyo.net
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